家の中に入ることはなくとも、回覧板や宅配を受け取る際に人の目に触れやすいのが玄関です。
靴が散らかっている玄関や、傘や小物が多すぎる玄関では、自分自身の印象も悪くなりかねません。
しかし、ちょっとした工夫で靴の収納力がアップして、すっきりとまとまりのあるおしゃれな玄関へと変身できます。
今回は、簡単にできる玄関のアイデア収納例について、くわしく紹介します。
思い立ったらすぐに実践!手軽にできる玄関のアイデア収納アレンジ例
自宅の玄関で散らかりやすい靴・傘・鍵も、アイデア次第で上手に収納できます。
たとえば靴箱の中にある仕切り幅が大きすぎて空間が余っている場合には、100円均一ショップやホームセンターで売っている靴専用ホルダーや突っ張り棒を使うことで、収納できる靴の数を大幅に増やせます。
靴箱がない場合には、玄関の天井付近に頑丈な突っ張り棒タイプの棚を設置し、靴ケースを乗せると床がきれいに片付くでしょう。
また、高さのある靴箱の中に突っ張り棒を設置して傘の柄をかければ、すっきりと収納できます。
靴箱とドアの間にスペースが余っている場合は、ちょうどよいサイズの傘立てを購入したり、自作したりすることもおすすめです。
靴箱の上に無造作に置きがちな鍵は、フックを活用すれば見た目も使いやすさも良くなります。
また、こだわりのアンティーク風のトレーやお気に入りの小物入れを使えば、おしゃれな「見せる収納」のできあがりです。
さらに、突っ張り棒で上がり口の上部に目隠しのカーテンを取り付ければ、外からの視線をさえぎりプライバシーを守れます。
少しのアイデアで見ちがえるほどおしゃれになる玄関の収納DIY術
傘立てやラックを自作する場合や、壁に鍵をぶら下げるフックを取り付ける場合には、ドライバーやのこぎりを使った簡単なDIYが必要です。
ただし、木材を購入したホームセンターに有料の木材カットサービスが用意されていることもあり、それを利用することでのこぎりの準備や面倒な作業を省けます。
自宅でDIYをするならば、電動ドライバーやのこぎりによる騒音にも注意が必要です。
夜間や早朝は避け、できるだけ音がしない工具を使用し、騒音がもれないように窓を閉めて短時間で済ませましょう。
壁にフックを取り付けたくても賃貸住宅であるなどの事情で難しい場合には、壁に開く穴の小さなフックや粘着タイプのフックを活用するのも手段の一つです。
玄関の金属ドアにマグネットで取り付けるフックは跡が残らないため、賃貸住宅でも気軽に取り入れられます。
玄関回りをもっとおしゃれに楽しみたいならば、床に敷くフロアマットもおすすめです。
暖かみのある木目調やモダンなタイル風など、カッターで簡単に床のイメージチェンジができます。