子供が成長して自活するようになると、それまで使っていた部屋が空室になってしまいます。
そこでリフォームしなくてもできる、空室を活用するためのアイディアをご紹介します。
独立後の子供部屋はどのように活用する?
子供の独立後もスペースを有効活用するため、まずは現在のライフスタイルに注目してみましょう。
たとえば夫婦が布団で寝ているなら、空室をベッドルームにするのがおすすめです。
布団の上げ下ろしが不要になるだけでなく、高齢になると布団よりベッドのほうが暮らしやすい場合もあります。
そのため部屋の使い道に迷ったら、まずは寝室にしてみてください。
部屋を入れ替える
部屋を入れ替えることで、今よりも暮らしやすい住居にする方法があります。
たとえばリビングに隣接している居室と空き部屋を入れ替えれば、リビングをより広く利用できるようになるでしょう。
子供部屋を活用するアイディアとは?
子供が独立した後の活用アイディアとして、夫婦の寝室にする家庭は珍しくありません。
独立した寝室があれば、老後に備えてリクライニングベッドに変更したり、車いす生活になっても動きやすいスペースを確保したりできます。
このほか、次のようなアイディアがおすすめです。
書斎や趣味の部屋にする
子育て中には実現できなかった、書斎や自分専用の趣味空間にするのが人気のプランです。
デスクや本棚をそろえれば、静かに過ごせる環境が得られます。
そして大画面のモニターや音響設備を整えれば、オーディオルームにもなるでしょう。
また独立後も現役世代なら、テレワーク用の仕事部屋にするのもおすすめです。
ゲストルーム
親戚や友人が泊まる機会が多いなら、ゲストルームにするのがおすすめです。
ゲストルームがあればプライベート空間と区別しやすいため、ゲストにとってもホストにとっても気兼ねなく過ごせます。
さらに子供や孫が帰省したときにも便利なので、間取りに余裕があるなら検討してみてください。
収納スペース
単なる物置ではなく、機能性のある収納スペースにするのもおすすめのプランです。
趣味のコレクションがあるならディスプレイして収納したり、衣類が多いならクローゼットルームにしたりすると、使い勝手のよい空間に生まれ変わるでしょう。
1cm単位でオーダーできるデザインシェルフなどもあるため、空間をムダなく活用できます。
もともと子供部屋ならエアコンを設置できるため、空調管理が必要な荷物の保管にも向いています。