部屋の印象を決めるカーテンは、デザインだけでなくサイズが合ったものを選ぶ必要があります。
そこでカーテンを買うときに知っておきたい、選び方のポイントとは何を紹介します。
カーテンの選び方:サイズの測り方とは?
カーテンを購入するときは、あらかじめ設置場所のサイズを確認しておきましょう。
このときサイズの測り方を間違えると、きれいに閉められなくなったり丈が余ったりするので注意してください。
適切なサイズの測り方や選び方とは、次の通りです。
レールの幅を測る
レールの一番端にある固定ランナーから、反対側の固定ランナーまでの幅を測ります。
カーテンの理想的なサイズは、採寸幅に3%から5%程度上乗せしてください。
この上乗せ分がないと、余裕をもって閉められないので注意しましょう。
なお2枚仕立ての両開きなら、算出した幅の半分を2枚用意してください。
丈を測る
丈のサイズの測り方とは、固定ランナーからの長さを基準にしてください。
腰高窓なら、固定ランナーの下から窓枠の下までの長さに、プラス15cmから20cmにします。
少し長めにすることで、部屋の保温性がアップします。
掃き出し窓なら、固定ランナーの下から床までの長さを、マイナス1cmにしてください。
なおレースカーテンは、ドレープカーテンより2cmほど短くするのが理想的なサイズです。
カーテンの選び方:色のポイントとは?
部屋全体のカラー配分を考えるときは、床や天井、壁がベースカラーになります。
そのためカーテンの色を決めるときは、ベースカラーとの調和を意識するようにしましょう。
部屋ごとの選び方とは、次の通りです。
リビング
リビングは家族団らんを過ごしたり、来客を迎えたりする場です。
そのため彩度のを抑えた、落ち着いた色合いが向いています。
たとえばベージュやグリーンはリラックス効果があるとされているため、リビングにぴったりです。
書斎や勉強部屋
書斎や勉強部屋のように、集中して作業したい部屋は落ち着いたカラーを選びましょう。
ブルーやパープルは、精神を落ち着けたり集中力を高めたりする効果があります。
またイエローを差し色にすると、脳の活性化が期待できるでしょう。
寝室
リラックスして過ごしたい寝室は、ブルーやグリーンなどの落ち着いた色でまとめるのが選び方のポイントです。
一方で赤系など彩度の高いものは作用があるので、避けたほうがよいでしょう。
ただし彩度が低すぎても気分が落ち込みやすくなるため、注意してください。