住宅ローンを組む際には「融資手数料」もしくは「保証料」が必要なのをご存じですか?
かつては連帯保証人をたてて、保証料を節約するというケースも多くみられました。
近年ではネット銀行を中心に、保証料ではなく融資手数料を徴収する「融資手数料型」の住宅ローンも一般化してきています。
ここでは、そんな「融資手数料型」と「保証料型」との違いについてご紹介していきます。
近年一般化してきている融資手数料型とは?保証料型との違いはなに?
融資手数料型について簡単に説明すると、「保証料は不要」「借入金額の約2パーセントにあたる事務手数料が必要」が大きな特徴にあたります。(借入金額に左右されず手数料が一律の「定額型」の場合もあります。)
事務手数料とは文字通り、住宅ローンを組む際に発生するもろもろの手続きに対し、金融機関に支払う手数料のこと。
金融機関によっては、借入額に関係なく事務手数料が決まっている定額制のケースもあります。
これらの融資手数料型で発生する料金は、住宅ローンを組む際に一括で支払うのが一般的です。
融資手数料型はそもそもはネット銀行が発祥のシステムですが、それらの低金利住宅ローンへ対抗するために生み出された商品といえます。
保証料型の仕組みは?融資手数料型よりもメリットはあるの?
保証料型で必要になる保険料とは、ローンの返済が困難になった場合に、保証会社が借入先の金融機関に対して返済を保証されるための費用です。
保証会社が返済したあとは、貸し手が金融機関ではなく保証会社に代わります。
ローン利用者(借り手)にとってはローンの返済先が変わるだけで、返済の義務がなくなるわけではないので注意してください。
つまりここでいう「保証料」とは、金融機関が融資額を確実に回収するための「保険料」という意味合いになります。
また、借入時に一括で支払う融資手数料型とは違い、保証料型には2つの支払い方法があります。
借入時に現金一括で支払う「外枠方式」と、金利を0.2パーセント上乗せする「内枠方式」です。
どちらが安く済むのかは借入条件よって異なるので、しっかりとシミュレーションして決めるようにしましょう。
合わせて読みたい|【住宅ローンの基本】最低限知っておきたいこと
まとめ
すでにお伝えした通り、融資手数料型と保険料型の違いは「保険料の有無」です。
あなたにとってどちらにメリット・デメリットがあるのかは、各ケースによって異なるので一概にはいえません。
金利や諸費用など具体的な数字を出したうえで、借入時だけでなく完済するまでの返済計画をしっかりと立ててくださいね。
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