年々、中古住宅の購入希望者が増えている昨今の不動産業界では、より質の高い中古住宅が求められています。
中古物件を選ぶ方にとっても、低コストで購入できる反面、室内の設備や老朽化に関しては不安が大きく、住まいを選ぶうえで最もネックになる部分ともなっています。
これらの不安を解消するためには、瑕疵(かし)保険を利用することも一つの手でしょう。
2016年には、住宅専門の保険会社である「住宅あんしん保証」が、新しい瑕疵保険を提供した事もあり、今後住まいを購入する方にとって大きなポイントとなりそうです。
今回は、中古住宅を安心して購入できる既存住宅瑕疵保険について解説いたします。
安心できる中古住宅 既存瑕疵保険とは
瑕疵とは、本来あるべき品質や性能を有していないことを意味し、不動産業界ではすなわち欠陥住宅等を指すことが多いです。
瑕疵保険は、その瑕疵に対して補償する保険で、中古住宅の瑕疵について検査と保証をするのが「既存住宅瑕疵保険」となります。
新築住宅の場合は、「瑕疵担保責任」により住宅を供給する事業者が10年間、瑕疵があった場合に補修や損害賠償を行う義務があります。
一方、中古住宅には法的な義務がなく、一般的には自らが保険を利用して補修や修繕費を負うこととなります。
そのため、中古住宅はリスクを回避するためにも、より質の良い安心できる中古住宅を選ぶ必要があるでしょう。
安心できる中古住宅 入居前の検査と入居後の保証
瑕疵保険への加入は、一定の品質が保たれている中古住宅しか認められず、事前に検査などを行う必要があります。
また、品質が悪い住宅の場合は、補修をして品質を満たさなければなりません。
今までの基本的な瑕疵保険の課題として、引き渡し前の検査(入居前の検査)を売主が行い、瑕疵保険への加入がスムーズに進まないことが最も大きな問題となっていました。
売主が事前に検査に応じ、検査が不適格であった場合は補修のために費用や時間が掛かり、売買契約の大きな阻害になってしまいます。
「住宅あんしん保証」が提供する既存住宅瑕疵保険では、買主が引き渡し後(入居後)に補修を実地するという特約を設けることで、保険への加入も可能になりました。
それにより、売主に求める負担が軽減され瑕疵保険への加入促進に繋がるでしょう。
また、最近では買主に対して仲介業者が無償で補修を請け負う独自のサービスも増えています。
既存住宅瑕疵保険では、これに応じて仲介事業者が保険に加入するコースも新設されました。
つまり、既存住宅瑕疵保険制度を利用することで、入居前の検査から入居後の保証までの流れをすべて保険会社に任せることが出来るのです。
これにより、安心が確保された中古住宅の売買が可能となり、また万が一瑕疵が見つかった場合も入居後の保証を利用することで安心できると思いますよ。
まとめ
既存住宅瑕疵保険について解説しました。
中古物件等をお探しの方は、瑕疵が見つかった場合のリスクに備えて、より優れた瑕疵保険への加入が大切になるでしょう。
また、中古住宅の品質は消費者にとっては分かりづらい面もありますので、是非検査を第三社の機関で多淫診断やインスペクションを行うことをオススメします。
東成区、東大阪市で中古住宅などをお探しの方は、ぜひコムズホームへお問い合わせください。
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