前回は引越し前にやることとして荷造りに関することをご紹介しましたが、引越し時のやるべきことはこれだけで終わりではありません。
それは、電気・ガス・水道などのライフラインの手続きと、役所での手続きです。
今回は、引越し時の注意点として重要な、ライフラインや役所での手続き先をご紹介します。
引越し時の注意点① ライフライン
電気・水道・ガスは、毎日の暮らしに欠かせないものですが、これも全てきちんと手続きを行っているからこそ使えるものです。
そのため、引越し後も当日からいつも通り使えるように、あらかじめ使用開始手続きを行いましょう。
なお、水道は各市区町村の担当窓口や水道局で、電気やガスは引越し先の賃貸物件が契約している会社へそれぞれ申請します。
例えば、東大阪市内で電気・水道・ガスの手続きを行う場合は、以下が受付窓口となっています。
※電気とガスの契約先は一例です。
・電気…関西電力 引越しのお手続き(インターネット受付可)
・水道…上下水道局水道総務部 お客様サービス課(開栓受付は電話のみ可)
・ガス…大阪ガス お引越しの際のお手続き(インターネット受付可)
引越し時の注意点② 役所への届け出
ライフラインと同様に重要な手続きとなるのが、役所への届け出です。
同一市区町村内で引越す場合(転居)も、違う市区町村へ引越す場合(転入)も、以前と住所が変わる場合は必ず届け出なくてはいけません。
なお、その場合に必要な書類は以下の通りです。
≪転入の場合≫
・住民異動届書
・転出証明書または個人番号(マイナンバー)カード・住民基本台帳カード(世帯全員分)
※マイナンバーカード未発行の方は通知カードが必須
・印鑑及び手続きをされる方の本人確認書類
・特別永住者証明書または在留カード(外国人の方のみ)
≪転居の場合≫
・住民異動届書
・印鑑及び手続きをされる方の本人確認書類
・個人番号(マイナンバー)カード・住民基本台帳カード(世帯全員分)
※マイナンバーカード未発行の方は通知カードが必須
・特別永住者証明書または在留カード(外国人の方のみ)
同じ引越しでも、転入では以前住んでいた市区町村で発行した転出証明書が必要ですが、同一市区町村内で引越す転居の場合は不要です。
なお、上記にある住民異動届書とは、いわゆる住民票のことです。
引越し時の注意点③ もしも住民票を移し忘れると…?
引越しは何かとバタバタすることが多く、後になって「あ、あれもやっておくんだった!」と思い出して焦ることも少なくありません。
そんな猫の手も借りたいほど忙しい状況の中で、うっかり住民票を移し忘れてしまったらどうなるのでしょうか。
実は、住民票は『引越しの日から14日以内に異動させること』と法律で決められていて、この手続きを怠ってしまうと5万円以下の過料というペナルティを受ける可能性があるのです!
ただでさえ引越しで多額の出費がある時に、さらにペナルティまで科されてしまうと、金銭的にも精神的にも大きなダメージを受けるでしょう。
そのため、絶対に忘れないようにしてくださいね。
まとめ
物件探しに荷造りに各種手続きと、本当にやることが山積みの引越し。
とても大変ですが、これらを忘れてしまうと後々面倒なことになるため、ご紹介した注意点をまとめたやることリストなどを作成して漏れがないように一つずつ確認されることをおすすめします。
大阪市東成区・東大阪市でマイホームを探してお引越し予定の方は、コムズホームまでぜひご相談ください。